去年、shiroのキンモクセイの香水を買い損ね今年こそはと思いネットでキンモクセイの香水を予約しました。
shiroはSHIROと大文字になり、コンセプトもボトルもリニューアルしていました。
ねむみが初めてshiroを知ったのは数年前、吉祥寺のアトレに入っていた頃でした。
桜の香りのするアイテムが欲しくてネットで検索して近所にあるshiroに行ったのが始まりです。
グレーのカウンターに並ぶミルクガラス色の容器に入ったアイテムをみてこれはいいお店を見つけたぞ!と思いました。
サクラ219という桜の香りのヘアオイルと店員さんおすすめのサボンの香りのヘアオイルをどちらも選べなくて両方購入しました。たしか一つ1200円くらいだったかな?お手頃なので2つ買ったのを覚えてます。
そのあとサボンの香りにはまり、ヘアミスト、ボディコロン、練り香水、ボディミルクなどのアイテムを揃えていきました。
サボンも好きなのですがホワイトペアという期間限定の香りも甘くてお気に入りの香りです。これは洗濯用の洗剤と柔軟剤でしばらくお世話になってました。(高いから下着専用で使ってました)あとはルームフレグランスもホワイトペアでした。
香りも好きなのですが、香りの雰囲気にぴったりな儚いような淡い白色の優しい感じの容器はねむみのお気に入りでした。
いつのまにか吉祥寺店は閉店、東京駅の中に小さい店舗があったのですがそこも閉店・・・まさか潰れてしまうのでは・・・と心配していました。
六本木のミッドタウンとヒカリエ、あとは二子玉の高島屋、自由が丘に通ってました(結構たくさんあった)
そのうちに丸ビル内にも出来ていたり、新宿のNEWOMANにも入っていたりよく見かけるようになりました。
shiro潰れなくてよかったと思ったのもつかの間・・・アイテムもたくさん増えて毎月のように新しい香りが出て・・・そしてリニューアルでロゴも容器も値段も雰囲気ごと変わってしまいました。
SHIROよりKURO!
黒い店内黒いキャップ、黒いショッパー、力強いロゴ、海外ブランドと戦える高級ブランドにリニューアルとのこと。香水などの容器はまるでちふれのようだと書かれています。
いままでのイメージからここまで180度転換するのは本当にすごいことだなと思います。
意気込みみたいなものを感じます。
少し前のネットの記事で香りも高級感あふれるものにリニューアルみたいな展示会の様子をみたのを思い出しました。香水も大幅に変えていくのでしょうか。
いちファンとしては勿体ないなと感じてしまいました。
特に香りものは個性のない癖のない香りのshiroが役に立っていたから。
場を選ばずにすごく使いやすかった。(値段もね)
ねむみはジョーマローンが好きで香水はジョーマローンを主につけてます。
が・・・結構癖があるというか体調や気候、人によって好き嫌いの別れる香りです。というか海外ブランドの香水ってみんなそんな感じじゃないですか?
唯一無二の香りっていうか自己主張の塊!そういうの大好きです。トムフォードの香水をその内買ってしまいそう・・・。
って話がそれてしまいましたが、shiroはそれとは対極だったので日常で使いやすかったんですよね。
なにもない日の香り、どこへ行くにも使える香り。かといって子供っぽくも安っぽくもなく変化する香り。
アイテムの価格帯も3000円前後、季節によって登場するアイテムが変わる。
ロクシタンやボディショップ、LUSH(どれも苦手)に変わるちょうどいいお店のイメージだったのに・・・。
この価格帯でこの素敵なブランドはなかなか競走馬がいないと思ってます。
これからSHIROはデパートに入っている海外ブランドのコスメ達と戦っていくのでしょう。
価格を上げ、容器をシンプルなものにしてコストを下げて従業員に還元されるのかもしれないと思うと応援したくもなりますが。
去っていくファンもいると思いますが新しいファンも付くと思います。
ねむみはキンモクセイの香水を予約していますがちふれのような器をみてがっかりしてしまうのでしょうか。
キンモクセイの香る季節、少し寂しい気持ちになりますね。